キーホルダー2個つけたい

娘の通う幼稚園は

指定のリュックサックがあります。

 

キーホルダーは

1つまでなら付けていいことになっていますが

娘は2つ付けたいと言います。

 

昨日の朝も

「これ付けて」

とキーホルダーを2つ持ってきました。

 

私「幼稚園の決まりで

  付けていいのは1つまでみたいだよ」

娘「〇〇ちゃんは2つ付けてるよ」

私「そうなんだ、もしかしたら

  1つまでって知らないのかもしれないね」

3秒もしないうち

娘「ねーえー!付けて行きたい!」

  イライラしてる様子

 

私「先生に、

  今度リュックに

  キーホルダー2つ付けてもいいですか

  って聞けそう?」

 

娘「2つ付けたって大丈夫なんだよ。

  2つ付けても先生は気づかないよ」

 

私「こないだのお手紙にも

  キーホルダーは1つまでって

  書いてあったよ」←本当

 

娘「なんで2つはダメなの?」

 

私「周りのお友達が気になっちゃったり

  引っ張って壊れたり

  危ないみたい」

 

娘「そんな風にはならないけど。

  別に危なくないし」

 

私「一番つけたいのはどれ?」←1つにしぼらせたい

娘「これとこれ」←2つ選ぶしたたかさ 

 

私「今日1つ付けて、もう1つは…

私の言葉に被せて

娘「2つ付けたいの!!」

 

これじゃ平行線だと思いました。

 

決まりなんだからダメ!などと

怒鳴って言うこと聞かせるのは

服従させるみたいで

自分がされて嫌だったことはしたくないし

せっかく行こうとした幼稚園も

行きたくなくなるだろうし

 

違う方法、違う方法…

と考えました。

 

 

娘が付けたい2つのキーホルダーを

まずはリュックに付けてあげよう

 

ルールを押し付けるんじゃなくて

 

2つ付けたい気持ちを大事にしてあげよう

と思いました。

 

どんな風に付けてほしいのかきいたら

右側がこれで、左側はこれ、と

ちゃんと希望がありました。

 

その通りに付けてあげると

2つのキーホルダーが付いたリュックを

とてもうれしそうに眺めていました。

 

娘は

"キーホルダーは1つまで"

ということは理解できているので

 

「バスが来たらひとつ外すでもいい?」

とだけ、きいてみました。

 

「いいよ!」

すんなりOKが出ました。

 

バスが見えたので

私が娘のリュックから片方外し

キーホルダーはルール通り

1つにして登園できました。

 

「行きたくない」からはじまる朝、

あの手この手で

行かせることばかり考えてましたが

娘の気持ちに寄り添えるようにしたいです。