トイレトレーニングできなかった私

 

長女は6歳(年長)、次女は4歳(年少)まで

紙オムツを使用してました。

 

2人とも4歳頃に

トイレでおしっこができるようになり

 

長女は年長さんまで

うんちのときだけ

自分でオムツをはいていました。

 

子どものオムツが外れないなんて

母親として未熟なのかな

と自分を責めたり

 

相談しても

励ましみたいな言葉に落ち込んだり

 

そのアドバイス

もう試したものなのだけど

「それは試しました」なんて

波風立てなくない私が言えるわけなく

「やってみます!」

とか言ってその場をやり過ごしたり

 

そのアドバイス

私にはハードルが高かったり

 

そのアドバイス

私には面倒なことだったり

 

相談ばかりして

依存してるって思われたらやだな

と思ったり

 

「産んだだけですごいんだよ」

と言われると

「私はオムツのことで悩んでいるのにな」

と思ったり

 

かと言って

トイレトレーニングを積極的にしなかったのは

うんちもおしっこも

毎日同じ時間に絶対出るものでもないし

 

排泄という生理的なことを

本人以外の人が

いくら母親であっても

どうにかしようとすることに違和感があった

 

本当はそう思っていたのに

子ども用品店でトイレトレーニング関連のものをみると

対象年齢が目に入り

え、そんな小さいうちからトイレトレーニン

はじめるべきだったんだ…と落ち込み。

 

周りの子が慣れた感じでトイレ行ったり

娘より小さな子が綿パンツはいていたりすると

えっ?!もうできるんだ

トイトレしてない私って母親失格かな?

と焦ったものです。

 

自分の母親に

「私のトイレトレーニングってどうやったの?」

ときいたら

綿パンツをたくさん用意しておいて

何回も失敗してそのうち自立したよ

とのことでした。

 

あんな貧乏だったのに

何枚もパンツ買ったんだ…

とお母さんがかわいそうになり

"トイトレできない未熟な母"

というドラマに

"綿パンツたくさん買った貧乏な家"

という別のドラマが始まって

気持ちがずーんと重くなっていきました。

 

結局私は

本人がトイレに行くと言ったときに付き添うくらいで

レーニングと呼べそうなことは

何もやりませんでした。

 

今はトイレでできるようになったので

トイトレで悩むことはないのですが

どうするのがよかったのかな、と今でも考えてしまいます。