ステーキ屋さんの思い出

先日、夫が

ステーキを食べに連れて行ってくれました。

 

焼き加減をきかれて

ミディアム などと横文字で答えるとき

昔の恥ずかしかった出来事を思い出します。

 

20代のころ

友達と

はじめてステーキを食べに行ったとき

 

店員さんに焼き加減をきかれた友達が

「ミディアムで」

とサラッと答るのをみて

 

焼き加減を自分で決めることも

英語で答えることも

なにも知らない自分がとても恥ずかしかった。

 

 

その思い出を夫に話したら

「僕の家も昔、家族でステーキを食べに行って

   焼き加減をきかれると、

   親は "よく焼いてください" としか言わなかった。

   横文字の答えかたがわからなかったんだと思う」

と話してくれて

 

私の恥ずかしい気持ちをかばうように

その話をしてくれたことがわかり

夫のやさしさを感じました。

 

隣でこの話をきいていた娘が

「お母さん、店員さんに最初にきかれなくて

   良かったね!!」

とホッと胸をなでおろしていて

 

私の気持ちに共感してくれて

自分の気持ちを言葉にできることにも

成長を感じました。

 

自分の話をきいてもらえるというのは

シンプルなのに

本当にすごいことだと感じます。

 

 

この日、夫と食べたステーキは

「ミディアムレア」で

岩塩で食べたのがとてもおいしかったです。

 

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ステーキの写真は撮り忘れました。