アフガニスタンで医療活動をされた
日本人医師 中村哲さんの
「荒野に希望の灯をともす」
---百の診療所より 一本の用水路を---
を観てきました。
大干ばつで
水も、食べ物もなく
診察を待つ間に
小さな子が
泣く力もなくし
お母さんの腕の中で亡くなっていく…
我が子が
自分の腕の中で
息をしなくなっていくのを
受けとめることなどできるかと
涙が止まらなくなりました。
中村さんは
医師のいないアフガニスタンに
診療所を建設するだけでなく
独学で土木を学び
自らショベルカーを運転して
現地の人たちと石を積み上げ
果てしない砂漠に用水路を建設、
今でも水はたゆみなく流れ
人々の命を救い続けている。
衝撃で
上映が終わっても
すぐに立ち上がることができず
明かりのついた会場に沈黙の時間を感じました。
行きの電車の中で
オンラインでチケットが買えることに気づき
残りわずかなところで購入できました。
私が観た日は年末で(2022年12月29日)
映画館に到着したときには完売していて
補助席も満員でした。