ドキドキ個人懇談
先月転校した小学校で
個人懇談(15分)がありました。
ドキドキしながら10分前に着いて
トイレに行って手を洗って
スマホをみたら
まだ5分前だったのですが
予定表では
私の前にはどなたも入っていなかったので
ちょっと早いけど行ってみようと思い
教室に向かって歩いていたら
先生と廊下で会い
教室に案内してくださいました。
保護者と先生との机の角度が
90度になっていて
対面で座るよりも
90度で座るほうが
リラックスして話しやすくなると
前に学んだことを思い出しました。
本当にそのとおりで
圧迫感がなく、話しやすかったです。
105デシベルという聴力
蝸牛(かぎゅう)
耳の中にある
カタツムリのような渦巻き。
この渦巻きが
「聴力」を担当しています。
娘は
わたしのお腹の中で
この部分がうまく形成されず
右耳だけ渦を巻かずに生まれてきました。
→内耳形成不全
そのため
右耳が聴こえないのです。
聴力検査では
左耳は
基準値の30デシベル以下で健聴。
右耳は
105デシベルです。
105デシベルは
「目の前のジェット機の音が聴こえる」
と説明を受けました。
日常で
目の前にジェット機が来ることはありませんが
このような例えがあると
「105デシベル」が理解しやすいです。
幸せ者の娘
以前、先生が
クラスのみんなに
このような話をしてくださったと
娘から伝え聞きました。
- ゆいちゃん(娘)の右耳は聴こえないこと
- ゆいちゃんの右側から話しかけたとき
「あれぇ?僕のこと無視してるのかなぁ?」
「あの子とは話してるのに
どうして僕とは話してくれないの?」
というふうに見えるかもしれないこと - 無視をしているわけではなくて
聴こえないのだということ
娘からこの話をきいたとき
先生は
みんなが受け取りやすいように
説明してくださったのだとわかり
このことがとてもうれしかったですと
懇談の中でお伝えしました。
先生は
みんなに話す前に
- みんなに話すのと話さないのどちらがいいか
→娘は話すことを希望 - みんなにどんなふうに伝えてほしいか
を娘と話し合ってくださったそうです。
娘はどう感じたのかたずねたら
「先生がみんなに話してくれうれしかった♡」
とにっこりして
ホッとしているようにみえました。
自分の気持ちを
こんなに大事にしてくださる先生に出会えて
娘は幸せ者だなぁと感じました。
娘の心に
あたたかいエピソードとして
一生残っていくだろうと思います。