「娘の泣き叫ぶ声が辛かったのは、私が泣き叫びたいくらい辛かったから」

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今日はライフカンタービレ本講座でした!

「娘の泣き叫ぶ声が辛かったのは

 わたしが泣き叫びたいくらい辛かったから」

 

娘の泣き声が辛かったのは

わたしがダメな母親だからではなくて

わたしが泣き叫びたいくらい辛かったから。

 

このブログを読んでくださる方の中には

わたしと同じように

大切な人を亡くした経験をされているかたも

いらっしゃるかもしれません。

 

わたしは30歳のとき

初婚の夫を自死で亡くし

今年で12年になります。

 

本当は泣き叫びたいほど辛いのに

それを抑え

何事もなかったかのようにして生きていて

そんな風に生きていたら

何が起こったかというと

 

わたしが泣き叫ぶことができないかわりに

娘がわたしの目の前で

泣き叫ぶようになりました。

 

投影です。

 

でも投影だなんてわかるはずもないわたしは

なんで泣くのかと娘を責め

泣くことを許せない自分を責め

娘が泣く度に

わたしは正気を失っていきました。

 

娘は今も泣くこともあるけれど
わたしが正気を失うほど泣き叫ぶことは
パタリとなくなりました。
 
どうやってそうなったのかと考えてみると
 
自分のことを知るために学んだり
カウンセリングを受けたり
感じていることをブログに書いたりしていくうちに
癒しが起こり
出来事のとらえ方も少しずつ緩んできたからかな
と感じています。
 
泣き声に反応してしまう根源を
ちゃんと受け入れられるようになり
 
こういう表現は適切ではないかもしれないけど
やっとお母さんになれたような気がしています。