先日、近所の子がうちに遊びに来て
次女(5歳年中)が
その子の靴を隠してしまいました。
その日は
近所の子がお手紙を書いて持って来てくれて
そのときにうちにあがって
折り紙をして遊びました。
17時になって
おうちの方が迎えにきたので
帰ろうとしたら
玄関で脱いだはずの、その子の靴が
なくなっていたのです。
下駄箱の下の
空間になっている部分を覗いたら
そこにありました。
誰がそこに入れたのかすぐにはわからなかった。
まず長女に(長女がひとりでいるときに)
「今日ね、
〇〇ちゃんが帰ろうとしたら靴がなくてね
下駄箱の下から出てきたの」
と話してみました。
長女は
「えっ?!」
と驚きました。
直感ですが
長女の目を見たら
長女は隠していない
とわかりました。
目は口ほどに物を言うとはこうゆうことか
と思いました。
次に次女。
ひとりで着替えをしていたので
「今日ね
〇〇ちゃんが帰ろうとしたとき
靴がなかったの」
と話しかけると
靴下を履きながらうつむいたまま。
次女と私の間に
7、8秒の沈黙がありました。
「今、何感じてる?」
優子先生がいつも私にきいてくれるようにして
私も次女に優しく語りかけると
「〇〇ちゃんともっと遊びたかったの。
帰らないでほしかったの。
だから私が靴隠したの。
でもこのことは誰にも言わないで」
と話してくれました。
私は
「もっと遊びたかったんだね」
とだけ言葉をかけました。
次女はうつむいたまま
黙っていました。
靴を隠すことはいけないことだとわかっているから
このようにうつむいたり
「誰にも言わないで」
などと言うのだろうから
私からはそれ以上何も言いませんでした。
というか
小さな体を緊張させてうつむく娘に
何も言えなかった。
娘はもう、靴を隠したりしない。
そう信じることにしました。
もしまた隠すことがあったら
どうするかはそのとき考えたいと思います。
お迎えにきたお母さんは
靴が一瞬なくなって
下駄箱の下から出てきたとき一緒にいらしたので
次女のいないところで
今回の経緯をお話しておきました。
「そうだったんですね。
子どものことだからね、大丈夫ですよ♪」
とにっこりしてくれて
お互い笑顔で終わることができました。
娘にとっていちばんの理解者でありたいな
と思った出来事でした。